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2018年04月23日

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師の履歴書に書く志望動機で大事なことは、志望する施設を知ってその施設にあった志望動機にすることです。それが、自分自身のやりたいことや希望とあっていることで、説得力のある志望動機にすることができます。そのような志望動機の書き方を考えてみます。

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

志望動機を書く前に

履歴書をかくとき、各項目が決まっている欄がほとんどですが、その中で唯一フリーで書けるのが志望動機の欄です。フリーで書けるということは、自分の表現がしやすいのですが、かえって難しい印象があるでしょう。

志望動機を書く前に考えておいてほしいことは、「自分を売り出す」ためのものであって、「自分の条件を要求する」ためのものではないということです。希望する施設が自分に合っているかどうかも大切です。しかし、結果としてその施設にも自分が働くことで採算をとれる人材になります、という気持ちも同様に大事です。

志望動機は決して自己中心的でなく、また志望先を持ち上げるだけのためのものでもないと考えておきましょう。

看護師の志望動機の履歴書の書き方

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師を目指す目的は、人それぞれあるでしょう。また、新卒の看護師と転職の看護師とでは、おのずと目指しているものも変わってきますし、志望動機も違ってきます。志望動機は、美辞麗句で固めるよりも自分の素直な気持ちが出るものが良いですが、その素直な気持ちを伝えるためにも必要な言葉の使い方もあります。

履歴書とは

はじめに、履歴書とはどんなものなのか振り返ってみます。履歴書は、書面だけで看護師としての自分自身を知ってもらうための書類です。自分のプロフィール、特徴、そして志望動機などから、面接前にどんな人物なのかをひととおり確認してもらいます。

担当者は、その内容のみならず書き方や字の美しさ、内容の運び方などからすでにその人物を検索し始められるというメリットがあります。その看護師は、どんな人物なのか履歴書からわかることはたくさんあるため、履歴書は重要な書類といえるでしょう。

履歴書でみられるポイント

履歴書をみると、志望動機や自己PRの欄が大きく、枠がフリーなのがわかるでしょう。経歴の欄は、書くことは決まっていますし欄も書きやすく設けられています。しかし、志望動機などはフリーで自由に書けるようになっています。それだけ、その欄にどのようにどんな文章を書くか、その人の個性が見られる欄であると言って良いでしょう。

看護師の履歴書の特徴

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師という職業は、目標意識を掲げやすい職業です。人の生命に関わる仕事であること、人と関わる仕事であることから、志望動機や目標はある程度分かりやすい職業であるといえるでしょう。しかし、だからこそ個性が必要です。

担当者は数多くの履歴書を読みます。たくさんの履歴書の志望動機のなかから気に留めてもらうには、それなりの特徴ある志望動機の書き方が望まれます。志望動機自体は、特徴的にしようとおもって本意でないことを書いてはいけませんが、本人の思う気持ちをできるだけ気にとめてもらうように書けると良いでしょう。

志望動機は志望施設とマッチさせる

看護師の志望動機は自分自身のやりたいことや希望が大事ですが、それと同時に志望する施設とマッチしていることが大切です。例えば、療養型病床に志望しているのに「最新の医療技術を学びたく」といった志望動機は適さないですし、急性期病棟に志望しているのに「患者一人一人とゆっくり関わりたい」という志望動機もピンときません。

そもそも、自分の本当に希望している働き方と応募する施設があっているかどうか自体も非常に重要です。そして、その自分の希望を素直に志望動機に表現できているかも大事です。志望している施設が有名で、その施設で働きたいばかりに志望動機を合わせる、ということになると面接時にもつじつまが合わなくなりますし、何より実際に働いていくうえで自分も苦労してしまうことでしょう。

自分の言葉や感情を大切にする

綺麗な言葉だけを使って、むしろ当たり障りのない志望動機になってしまうことがあります。「貴院の患者中心の理念に共感し」や、「看護師を大切に育ててくれる環境と感じ」など採用側を褒める言葉であっても、そう考える根拠が具体的に書かれていないと採用側の共感は得られせん。

どうして患者中心の理念だと感じたのか、なぜ看護師を大切に育ててくれる環境だと感じたのか、そういった根拠の部分が志望動機にできるだけ自分の言葉で書かれていることが必要です。それは、できるだけオリジナルな表現ができることが望ましいでしょう。採用側は、いくつもの志望動機を読みますから、あまり似通ったものはスルーされてしまう可能性があるからです。

特にミュニケーション能力が必要な仕事なので、看護師の志望動機にはこのような表現力が影響しやすいでしょう

履歴書での志望動機の例文紹介

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師は転職も多いので、志望するときの状況によっても志望動機は変わってきます。そのライフステージごとの志望動機の書き方の特徴や注意することなどを、例文と共にご紹介します。

高校生の志望動機

高校生から医療系の施設への志望動機を書くことは、「高校生から看護学校・看護大学などへ志望する時」「高校で看護学科があり、そこで准看護師を取得して医療施設へ就職する時」「看護学生として医療系の施設へ就職する時」などでしょう。

いずれにしても看護師としての経験がほぼ無い状態で、履歴書や志望動機を書く状状況が多いはずです。そして志望動機を読む側もそれを承知しています。その段階でいかに看護師の仕事に興味を持ったか、看護師という職業をどのように理解しているか、どのような覚悟で看護師を目指しているのか、などに注目して志望動機を読むことでしょう。

看護師経験が無いだけに、志望動機は似通ったものになりがちです。そこへ、特徴を交えて面接官の目に留まる様な志望動機にするのに必要な工夫を考えます。

高校生の志望動機を特徴づけるには

よくある高校生の看護師への志望動機は

・親や親類などが看護師であった。
・幼いころ、入院した経験があり、その時の経験で看護師を目指そうと思った。
・テレビで医療系の番組を見て憧れた。

などです。日常の生活をしていて、高校生が看護師の仕事に触れる場面は、健常であればそう多くはありません。その中で上記のような場面は看護師との接点がある場面で、志望動機を書くにも説得力があります。もちろん、これ以外の志望動機もありますし、自分の素直な気持ちを書くことが大事です。

しかし、このようなきっかけで看護師を目指し志望動機を書く場合には、ある程度特徴的な印象を与える必要があります。この印象を作るのは、きっかけと自分自身をリンクさせることです。

きっかけと自分自身とをつなげる

例えば、親や親類が看護師で自分も憧れて看護師を目指した、という場合でも「親にすすめられたから」「同じ職業を目指したかったから」だけでは、個性に欠けてしまいます。親や親族などが看護師として働いている様子を見て、どうリスペクトされたかが大事です。

「看護師として常に勉強を続けている姿に、一生学べる職業なんだと思った。」「患者や家族とのエピソードを聞いて、母と言うだけでなく1個人、1職業人として尊敬し、自分もその道を選びたいと思った。」など親の二番煎じではなく、きっかけは親や親類でも自分で選び取ったという印象になると読む側も納得しやすいでしょう。

看護師という専門職を理解していることを伝える

看護師は、決して華やかで格好いい職業とは言えません。職業は何でもそうですが、実際に就業してみると非常にシビアで厳しかったり、地味でつまらない仕事もあります。看護師も、救命の現場で行き来と走り回っている場面ばかり想像していると、実際の仕事とのギャップに躓いてしまうことでしょう。

面接官は、ある程度現実が見えていると好印象を持つ可能性があります。高校生ですから、あまりにそつなく悟っているのも考え物ですが、情報収集もして現実的に考えてやはり看護師になりたいという気持ちが見えると、より熱意が伝わりやすい志望動機になるでしょう。

高校生の看護学校への志望動機の例文

わたしは、幼いころより看護師になりたいと思い続けてきました。私の妹は病気がちで、よく入院をしていました。咳こんで苦しそうな妹を見舞っても、私には何もできずナースコールを押すことしかできませんでした。駆けつけてくれた看護師さんは、妹の症状を和らげるための処置や、時には優しく背中をさするような関わりで妹を落ち着かせてくれました。

その看護師さんたちの手は、当時幼かった私には魔法の手のように見えて、母に「わたしも魔法使いになりたい」と言った記憶があります。いまでは、看護師はそのような魔法を使うために勉強と努力をしたことが分かります。魔法では無く努力をすることで人を看護することができることが分かり、それならますます自分にも看護師をめざせると思うようになりました。

看護学校の3年間で基礎を学び、看護師として働きたいと思い志望いたしました。

高校生の志望動機の例文

(働きながら学校に行く時の就職先へ)
わたしの母は看護師です。その影響で、看護師という職業に興味を持ちました。母が看護師として働く中で「もう厳しいと言われている患者が、家族の支えで持ち直した。」という話を聞いたり、「患者さんの必死のリハビリでまた歩けるようになった。」などという話を聞いて、こういう現場に自分も居たいと思ったからです。

ただ、実際には治療がうまくいかなくて悔しい思いをしたり、患者さんの排せつ物の処理などの仕事があったり、面白い仕事ばかりではないと聞いています。それでも、時々セミナーなどに行ったり、家でも学生のように勉強している母を見て、一生勉強したくなる職業なのだと感じました。

特に貴施設では、常に新しい医療を取り入れていて勉強になることがたくさんあると感じました。私も看護学生をスタートするにあたり、設備の整った医療機関で学びながら看護師を目指したいと思いました。

新卒の看護師の志望動機

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師として働くための志望動機を書くのは、新卒の看護師が最も多いことでしょう。採用側としても、勉強したてのフレッシュな新卒は魅力的ですし、数ある新卒の履歴書から戦力になる人材を吟味したいはずです。新卒の看護師の志望動機は、それまでに経験が無いだけにどうしても似通ったものになりがちです。採用担当者に印象付けるには、できるだけ個別性をもった志望動機を工夫しましょう。

看護師の新卒と呼ばれる時期は、一生に一回です。その利点を大いに活かしてアピールしましょう。

看護師を目指したきっかけを具体的に表現する

高校生の志望動機と同様ですが、看護師を目指したきっかけを具体的に表現することは、看護師経験が無い人の志望動機において大切なことです。看護師経験があると、より具体的な表現がしやすいのですが、無い場合はある程度想像で表現するでしょう。

想像であっても、具体的なエピソードを入れたり実際に調べた内容を入れるなどして、現実的に看護師象をとらえているアピールをすると良いでしょう。また、新卒看護師は実習を乗り越えた直後です。「面白そうな職業だなあ。」「カッコ良さそうな仕事だなあ。」という当初の想像だけで、実習を乗り越えた方はそう多くないでしょう。それを踏まえて、さらに看護師という職業を目指したいというきっかけを具体的に表現しましょう。

実際の実習の場面での経験をプラスする

看護師という職業にある程度、憧れや畏怖の念をもって学校に行ったとしても、実習で実際に患者さんと相対したり、先輩看護師に指導されたりして多少現実が見えてくることがあります。実際に実習でつまづいてしまって、せっかく看護学校に入ったのに挫折してしまう人もいるほど実習は厳しかったでしょう。

しかし、何とかその実習を乗り越えることで看護師としての一歩は始まります。実習を経て感じていることを志望動機に加えると、より具体的に表現することができるでしょう。例えば、「テレビの医療系の番組を見て憧れて看護師を目指したが、実際の実習では華やかなことは少なかった。しかし、地道な日々のケアや勉強の結果、やりがいのある場面に出会えることが分かった。」というように、現実の片鱗を見てさらに看護師への思いを新たにしたというような志望動機は、説得力を増すでしょう。

学びたいという気持ちをアピールする

新卒の看護師ですから、「働く」ということに関しても「看護師」ということに関しても、全ては一からのスタートです。一見、経験があって即戦力になりそうな中堅の転職組の看護師の方が、採用する側は楽なように思うでしょう。しかし、実際の現場からしてみると、ある程度色の付いた看護師より全く色の付いていないフレッシュな看護師の方が教えやすかったりするのも現実としてあります。

自分はまだ何もわからないけれど、学んで理想の看護師に近づきたいという意欲を多く持っていることをしっかりアピールします。新卒だから学ぶ意欲はあるだろうと思いがちですが、今はドライな新人も増えていますし、教わる側の意欲より教える側の意欲の方が上回って空回りしてしまう現実もあります。実際の現場は、そのような場面で疲弊していることも少なくなく、意欲的な新卒は非常に歓迎されるでしょう。

自分自身をよく分析する

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

志望動機の中で、自分自身をよく分析できているということもアピールすることができます。どの職業にも向き不向きはありますが、看護師に関しては適正の幅がある程度広い職業です。のんびり丁寧に患者と接したい看護師は、福祉系の施設や療養型やリハビリ病棟などがあります。バリバリと最先端医療を学び続けたい方は、急性期病棟が向いているでしょう。

ただ、自分の希望と適性がマッチしないこともあります。先生や友人のアドバイスなども含めて、より具体的に自己分析をして看護師を目指し、応募する施設も選んだことを志望動機に入れると採用側も一目置いてくれるでしょう。

自分だけで適性を判断しない

ただ、実際の現場では同じような看護師ばかりがいるわけではありません。急性期の病棟でも比較的穏やかに仕事をする看護師もいますし、いろいろな看護師がいることで成り立っていることも事実です。自分は向かないかなとおもっても諦めず、やりたいことに向かってこのように努力しているのでこの施設で働きたいというアピールも非常に有効です。

そのためには、一人で判断せず適性を人に相談することもおすすめです。

応募する施設とのマッチングをアピールする

自己分析と同じことも含みますが、応募する施設と自分の夢や希望がマッチングしていることも大切です。これは、志望動機の面だけでなく自分自身が看護師として働くうえでも大切なことです。そして、その施設でどのような医療が行われているか、どのような施設であるのかをよく調べましょう。

新卒の看護師の志望動機の例文①

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

わたしは、気管支喘息を持っていて幼少期によく入院した経験があります。その時に、学校に通えない寂しさや、友達と思い切り騒げないつらさも看護師さんに支えてもらいました。以来、自分も看護師として人の役に立ちたいとおもってきました。

看護学校に入った時はとてもうれしかったのですが、希望していた小児科実習は理想と違っていました。苦しむ子どもにかける言葉が無かったり、素直でない子どもにイライラすることもありました。しかし、その中で指導してくれた看護師さんが「苦しい時の表現は人それぞれ。それをくみ取る気持ちが大切。」と教えてくれました。

そのとき看護師の仕事の奥深さに気付き、やはりこの仕事に就きたいと思いなおしました。わたしは段取りの良い方ではありませんが、一つ一つの段階を丁寧に進めることが得意です。まだ十分に自己表現できない小児と、しっかり向き合って看護師として働きたいと思い志望いたしました。

新卒の看護師の志望動機の例文②

わたしは、テレビの救急医療の番組をみて看護師に興味を持ちました。ドクターヘリに乗って、バリバリと救急処置をする看護師はとてもすてきでした。ただ、わたし自身は同時にいろいろなことをするより、一つ一つのことを丁寧にする方が得意で看護師には向かないなとおもっていました。

しかし、患者さんに寄り添うという、人間相手の仕事がどうしても魅力的で私にも看護師としての道が無いかいろいろ調べました。そして、リハビリ病院という選択があることを知りました。リハビリ病院は、急性期を過ぎた患者が社会復帰するために、集中してリハビリをする施設です。

一人一人の患者さんと時間をかけて、向き合う看護があると知り、わたしに合っていると感じました。さらに、看護学校の実習でもその思いを強くし、貴院を志望いたしました。

転職の看護師の志望動機

転職する看護師の志望動機は、一工夫が必要です。フレッシュな新卒や高校生と違い、多かれ少なかれ経験があるのですから、おのずとその経験を踏まえた志望動機が必要になってきます。転職の看護師にとって、志望動機だけではなく再就職に当たっても大事なのは、その経験の活かし方です。

経験を糧として成長するか、経験だけを振りかざして停滞してしまうか、それはその看護師の人となりとして見えてきます。志望動機には、経験のある転職の看護師であっても伸びしろが十分にあり、チームに馴染める人材であるかが大事でしょう。

ポジティブな転職をアピールする

前職に満足していて、これからの希望もあふれている状態であれば恐らく転職はしないでしょう。わざわざ転職するからには、それなりの理由があるはずですし、採用側も最も気になるところです。専門看護師の資格を取りたいなど、ステップアップする理由の場合は施設水準が合っていれば非常に好印象です。

ただ、人間関係のトラブルや仕事上のトラブルなどネガティブな理由の場合、ポジティブな表現を使うことを意識しましょう。人間関係でうまくいかなかった場合でも、それを正直に伝えても採用側は志望者の見方をそのまま受け入れてはくれません。最悪の時は、志望者が未成熟であると捉えられかねません。

例えば、「前職ではチーム医療に躓いたけれど、いろいろ振り返って自分の足りなかった部分に気付きさらに成長したいと思った」というような内容にすると、躓いた経験を糧に自分自身を冷静に分析して前進しようとしていることが伝わるでしょう。

なぜこの施設を希望したのかを具体的に説明する

前職で経験した診療科を踏まえてステップアップするのに適した施設であれば、それを素直に志望動機に書くことが良いでしょう。全く違う診療科や施設の場合は、それを納得しやすい志望動機が必要です。看護師の適性は、実際に働いてみないと分からない時もあります。基本的なポジティブな印象にできれば良いでしょう。

そのためには、その施設を熟知しておくことが必要です。転職サイトなどを利用したとしても、きちんと自分で調べてどのような医療を展開しているのか、看護師はどのような看護を目指しているのかなどホームページなどでみられる程度は知っておきましょう。そして、その施設で行っている医療や福祉などを念頭に置いた志望動機を書きます。

経験から即戦力となれる分野をアピールする

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

中途採用の看護師に、採用側が期待することは即戦力でもあります。もちろん、未経験の分野であれば教えてもらうことを応募する看護師は期待しますが、それでも看護技術くらいはできてほしいというのが採用側の本音です。

そこで、自分でも会得している技術や知識を志望動機に含めて、ある程度は戦力になるという部分も入れておくとよいでしょう。同じ診療科で働いていて基礎知識と技術は会得しているが、さらに高度医療を学びたい時は、ここまでの基本はできているというだけでも採用側は採りやすいこともあります。

また、未経験でも「与薬・注射・点滴などの基礎技術はできます。」また福祉系の施設で働いていて技術的な戦力の自信が無いという方も「コミュニケーション能力には自信があります。」などでもアピールするべきです。清拭など患者と触れることができるだけでも戦力として評価されることもあります。

長期で働きたいことを表現する

転職してきた看護師は、辞めることを躊躇しない看護師であるともおもわれてしまう可能性があります。もちろん、転職という大仕事を繰り返したい看護師は多くはありません。大抵は、同じところで慣れていきたいとおもうものでしょう。ただ、中には転職を繰り返す看護師も居ますし、看護師という職業自体が転職の多い職業です。

採用側としては、長期に安定して働いてもらえる人材の方が良いのですから、転職してきたとしても希望としては長期に働いていたいという気持ちを志望動機に入れましょう。

転職の看護師の志望動機の例文①

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

「ステップアップのための転職の志望動機」

わたしは○○病院の脳神経外科で勤務していました。急性期の患者さんを受け入れることも多くありましたが、脳梗塞のゴールデンタイムにt―Paのような治療をする、超急性期までは受け入れ体制がありませんでした。脳神経外科で学び、経験を積むうちに、やはり超急性期から看てみたいという気持ちが高まりました。

貴院は、脳梗塞の超急性期から受け入れ体制をとり、SCUもあり、脳神経外科についてさらに学びが深められると思い、志望いたしました。

転職の看護師の志望動機の例文②

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

「人間関係など前職でトラブルになってしまった時の転職の志望動機」

わたしは、急性期の医療チームに配属されました。以前よりチームの中で積極的に行動することが不得意でしたが、何とか頑張ろうとおもってまいりましたが、やはりスピード感が大事な急性期チームの中では常に不安がありました。

いろいろと親身になってくれた方もいましたが、やはり自分自身をよく振り返ってもう少しゆったりとしたペースの中で働く方が合っていると感じました。チーム医療や急性期医療について学ぶことができて、とても良い経験ができたのですが、今後は自分らしさを発揮できるチームの中で看護を展開していきたいと感じ志望いたしました。

転職の看護師の志望動機の例文③

「福祉施設から医療機関への転職の志望動機」

わたしは、元々急性期治療に興味があったのですが、実習での外科経験などから医療機関で働くことに気後れしてしまい福祉施設に就職しました。福祉施設では、コミュニケーションの大切さや、検査機器も揃わない中で五感で気付くことなどを勉強し、とても良かったとおもっています。

ただ、働いていくうちに基本的な看護技術や医療の知識が欲しいと思い始めました。周囲の看護師さんは、ほとんど医療機関を経て福祉施設で働いているので、さまざまな知識が根底にあり応用が効きます。元々急性期治療に興味があったこともあり、今のうちに転職して再度学びなおしたいとおもい志望いたしました。

看護師の志望動機の面接対策

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

看護師の転職の際は、まず履歴書を提出して志望動機を見てもらいます。そこで、良ければ面接へという流れが一般的だとおもわれますが、ここで志望動機に呼応する面接対策を考えておきましょう。志望動機と面接での受け答えが違うと、信頼関係が気づけないこともあります。まずは、自分が書いた志望動機を忘れず、面接でも活かせるようにしておくことが必要です。

高校生の志望動機と面接

高校生から、看護学校に通う場合や、定時制の看護学校で働きながら学校に通う場合などの面接は、まだ学生としての立場です。志望動機にも、学生としての立場から見た看護師という職業に対するおもいを書くことでしょう。

まだどんな可能性があるか分からない未知数の高校生ですから、自分が持つ可能性を最大限にアピールし、自分の長所と志望する施設が合っていることを印象付けましょう。看護師は決して同じようなタイプの人だけでは成り立ちません。さまざまなタイプの看護師が居て、本当のチームとして成り立っていきます。

自分の長所と短所をよく分析し、志望動機とつなげて面接に活かします。

自分をよく分析して長所をアピールする

高校生の面接では、これからどんな人材として花開いていくかという可能性を探る質問が多くなるでしょう。自分の短所は言いやすいものですが、長所を言うのは面はゆいことがあります。しかし、自分自身をよく分析して、率直かつ冷静に自分の長所をアピールできることは非常に重要です。

「わたしは○○が得意で、○○について積極的に取り組めます。」というように、自分の長所をアピールすることは、イコールやる気をアピールすることに繋がります。長所をアピールする姿勢は、志望した職場で看護師として活躍したいという意気込みを感じさせます。長所のアピールが不十分だと、本当に受かりたいのか分からないような印象を与えてしまいます。

一般的に長所をアピールするだけでなく、よく自己分析して他者の意見も聞きながら本来の自分を知って面接をすることが大切です。このような自己分析は、仕事をしていくうえでも役に立つことでしょう。

志望動機をより印象付ける

高校生の看護師に対する志望動機は、ある程度似通った印象になってしまう可能性があります。それを、個別性を持って印象付けるには、志望動機を書く時も注意しますが面接でさらに一押しすると良いでしょう。例えば、親が看護師で憧れもあり自分も看護師を目指したという時は、親子での看護師に関わるエピソードを入れるとか、志望動機で書いた内容に関連した具体例をもう一つか二つ用意しておくことをおすすめします。

アルバイト経験があれば働くことについて話す

高校生は働くということ自体が初めてであることが多いでしょう。しかし、アルバイトなどの経験ならあるという方は、そのエピソードを入れるのも一つの手です。アルバイト経験についての質問も多くあります。

「アルバイトで収入を得ることが大変だということが分かった」とか、「笑顔でいることは意外と難しかった。」などと、働くということに対する印象を答えましょう。仕事未経験の人に関しては、仕事に関する印象を聞いてこられる可能性があるので準備しておきますが、看護師の志望動機に関連するような返答だとさらに良いでしょう。

新卒の看護師の志望動機と面接

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

新卒の志望動機は、自分自身の本来の志望動機にプラスして看護学校での実習経験などの実体験をプラスして、面接時にさらに説得力のあるものにしましょう。看護師になりたいと思ったきっかけは、同じような人が多いとしても、その後の経験でどう変わっていったかを表現すると個別性が出てきて、面接で自分を印象付けることができるでしょう。

また、看護師にとって面接と言うのは非常に重要です。人対人の仕事ですし、面接官は自分が感じる第一印象と患者さんが感じる第一印象は、同じだと考えて看護師としての適性を見ます。面接を良い印象で通るだけでなく、看護師として良い印象を与えられるようにしましょう。

新卒の志望動機の面接対策

まったく看護師経験が無い高校生に比べて、実習や定時制の学校であれば仕事経験があるのですから、その臨床の現場での経験を志望動機に活かしましょう。実習に出る前に考えていた看護師象と、実際に患者さんと触れてどう変化があったか無かったかなど、そもそもの志望動機に影響を与えるようなものは無かったかを答えましょう。

その時に、できるだけ具体例をもって表現することと、志望する施設にリンクした内容にすることをおすすめします。志望する施設が急性期病院でしたら、急性期や外科実習の結果を用いたり、小児科でしたら小児実習の印象を用いたりすると採用側は志望動機を理解しやすくなります。

自分の特性と志望する施設との関連性をアピールする

履歴書上の志望動機にも書くべきものですが、自分の長所や得意なこと、また看護学校で経験したことなどと志望する施設の関連性をアピールしておきましょう。高校生と同様、新卒ですので自分の長所などの分析について面接時に質問がある可能性が多いにあります。

その長所と志望動機をリンクさせるのは同様ですが、さらに実習などで実体験を積んでの結果をプラスして伝えます。志望動機がさらに具体性をもってくることになり、面接官はその人を理解しやすくなります。また、高校生の際と同様にその人のやる気をくみ取ってくれます。

転職の看護師の志望動機の面接対策

転職してくる看護師が、自施設のチームに馴染んでくれる人かどうか、長く勤務してくれる人かどうか、面接では実際に会ってそれらを確かめることになってきます。志望動機で書いた理由とあまり違わないように、積極的な印象を見せましょう。

志望動機の中でキャリアアップを狙いたいと書いてあれば、さらに具体的に何をしたいのか、専門資格を取りたいのであればその手段などについても調べた結果などを話しましょう。また、プライベートの都合での転職であれば、志望動機には条件的なものが増えてくるはずです。志望する施設とすり合わせるのも大切ですが、長期に働くために譲れないものも再確認しましょう。

一から学ぶ姿勢を伝える

経験のある看護師の場合は、何が分かっていて何が分からないかが難しく、教える側も一工夫しなくてはなりません。そのために、お互いにひずみが出たりすることもあります。そこで、自分の方から溶け込もうとする教えてもらうという姿勢を伝えておきましょう。

その姿勢が薄い人の場合、受け入れ側もやりづらく結局必要なことも教えてもらえなかったりします。溶け込んで来れば段々と意見が言えるようになりますから、それまでは一から学ぶつもりで飛び込む方が早く馴染めるでしょう。

看護師になるのにブランクがある際に使える志望動機

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

ブランクある看護師の再就職の志望動機として多いのは、「育児が一段落したから」「収入が必要になったから」「他の仕事をしていたけれど、看護師に戻りたくなったから」などです。そして、ブランクある看護師の不安として多いのは、「今の医療についていけるか」」と「プライベートの用事(家事や育児、介護、趣味など)と両立できるか」ということです。

それらの不安を踏まえて志望先は選んでいるとおもわれますが、その不安がきちんと伝得られる志望動機にすることが必要になってきます。

志望動機の例文紹介「育児が一段落」

わたしは看護師として学校を卒業後、小児科病棟へ勤務していましたが、出産を機に退職いたしました。産休明けで復職したい希望もあったのですが、元来要領の良い方では無く両立が不安で現在まで育児中心の生活をしていました。

この度子どもが小学校の高学年となり、北区も17時ころになることも増え自分の時間を持てるようになってきました。その時間を過ごすうち、やはり主婦や母親というだけでなく、看護師としての自分も活躍させたいとおもうようになりました。

小児科は看護師を目指した時からの希望で、就職した当初は難しいけれど希望する診療科へ就職できた喜びでいっぱいでした。いま、最新の医療について行けるか、仕事と家事や育児を両立できるか不安はあります。しかし、自分自身も出産や育児を経て成長できた部分もあり、再度小児科で働きたいと志望いたしました。

例文のポイント

まず産休明けで復職する手段もあったのに、なぜブランクが開いてしまったかを説明します。中には、夫が専業主婦希望という場合もありますが、それを強調しすぎると家族の協力が得られないような印象を与えてしまう可能性があります。

ブランクができてしまう問題がある程度解消したことを伝え、よく考えて看護師という仕事に再度魅力を感じていること、決して未経験でないことから選んだ診療科の内容は分かっていることなどを伝えると、採用側は安心するでしょう。

また、現在抱えている不安ははっきりとさせておきます。どの部分でサポートが必要かわかることで、お互いに安心できる志望動機となるでしょう。

志望動機の例文紹介「収入が必要」

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

わたしは、看護学校を出てから消化器外科の専門病院で働いてきました。手術後の患者の回復に立ち会えることが非常にやりがいがあり、生涯続けたい仕事とおもってきました。その中で縁あり結婚しましたが、夫が短い期間での転勤が多く、なかなか落ち着いて仕事ができない状況となり看護師を続けられない状況となっていました。

現在、その夫とは訳あって別の人生を歩むことになり、一人で子どもを育てていく事となりました。そのため、再就職してしっかりと生活をきづいていきたいとおもっています。そのためには、自分のやりがいも感じられる就職先が良いと感じ、やはり看護師資格を活かして働きたいとおもいました。

ブランクが長く、チームについていけるかも不安ですし、子どもの急な病気や用事でご迷惑をおかけするかもしれず不安が多々あります。それでも、自分自身の夢もまたおいたいという希望もあり志望いたしました。

例文のポイント

やはりブランクが開いてしまった理由が分かりやすいと、採用側も受け入れやすいでしょう。この場合も、看護師の仕事には魅力を感じていたけれど、諸般の事情があったことが読み取れます。

収入が必要になって再就職する時は、比較的プライベートの事情があることが多いですが、それをあまり長々と綴るのはネガティブな印象を与えます。いろいろあったけれど、乗り越えて頑張りたいポジティブなイメージを志望動機に込めましょう。

また、就職にあたりさまざまな事情があり、職場に迷惑をかけるか不安がある時は、最初からきちんと説明しておくべきです。そのうえで、その施設では勤務が難しいとなれば他を探すしかないでしょう。無理をして就職を焦るより、自分の納得する再就職をすることが、ただでさえ不安なブランク明けの看護師には必要です。

志望動機の例文紹介「他職種から再転職」

わたしは看護師として3年間働いた後、販売系の職種へ転職しました。新卒でERに配属され、その忙しさと目の前で人が亡くなってしまう喪失感とで、看護師としてやっていく自信が無くなってしまい退職をした経緯があります。

その後販売系の仕事をしましたが、人が亡くなることもなく当初は美容系が好きな自分に向いているとおもました。しかし、人相手のコミュニケーション能力が必要で緊張感があることは変わりないことにも徐々にきづいていきました。

仕事に慣れるにつれて、結局は人の悩みを聞いたり一緒に考えたりすることが好きな自分に気付いていき、それを密に行うことができる看護師の仕事をもう一度やりたいとつよくおもうようになりました。ブランクがあるので、再就職の講座も受けました。結果、以前と同じ救急医療はではなく、できれば一人一人の患者さんと向き合うことができる環境で再出発したいと考え志望いたしました。

例文のポイント

看護師として挫折した過程をはっきりと告白していますが、それを人のせいでは無く内省していることが大事です。本音の理由としては環境的な問題もあることが多いですが、それをあげ連ねるとまた途中で挫折してしまうことを採用者に想像させてしまいます。

自分自身の挫折経験と向き合い、他の仕事も立派に勤めたことを表現すれば単純に退職を繰り返しているわけではないことを分かってもらえるでしょう。悩んだ結果、再就職講座も受け、自分の特徴を活かして働きたい現場を見つけたという経緯は、むしろ丁寧に仕事をとらえている印象を与えてくれます。

志望動機で勘違いしやすいこと

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

志望動機は、できるだけ意欲が伝わるようにと意欲が旺盛になったり、言葉を綺麗にしようとしてかえって意図が伝わらなかったりすることもあります。本来の志望動機に必要なことを振り返ってみましょう。

看護師だからという部分にこだわりすぎない

看護師であるから特別仕事に熱意があるというような志望動機は、時に空回りしてしまいます。例えば、「わたしは総合職のような仕事ではなく、生涯熱意を持って取り組める医療職を目指しました。」というような内容です。

これでは、総合職は適当にできる仕事のように考えていると捉えられてしまいます。どんな仕事でも習得するまでは大変ですし、熟練していくには努力と我慢が必要です。また、ステップアップするために生涯熱意を持てるかどうかは、職種によるものではありません。その人個人の問題や、その組織の成熟度などによることが多いでしょう。

また、「わたしは患者さんに満足感を与えられるような」看護師を目指しています、などというような志望動機もあまり好まれない可能性があります。看護師といっても、神様ではなく「与える」ような存在ではないからです。あくまでも、自分を過大も過少も評価しない志望動機を目指しましょう。

志望先を評価するものでは無い

志望動機を書く時に、志望先の施設の魅力を述べることがあります。決して、読みづらい内容ではありませんが、時に上から目線になってしまうこともあります。志望動機は、採用側が志望者を採用するかどうか判断するための資料の一つです。

志望者が施設に感じた魅力を述べるのは良いのですが、その魅力的な施設に自分が入職することでその施設にメリットをもたらせるように努力できます、というアピールが大事です。施設の評価ではなく、自分を評価してもらうための志望動機であることを忘れてはいけません。

志望動機を書き終わったら、それが施設評価に終わっていないかを確認しましょう。最終的には、採用側が自施設に貢献できる人材を探すための履歴書であるということを念頭に置いて見直しましょう。

自分から努力する姿勢が見えない

どんなに経験を積んだ看護師であっても、施設が変わればやり方も変わります。それなりにプリセプターにも就いてほしいですし、きちんとした教育体制であれば安心して転職できます。特に、新卒の看護師であればきちんと教えてくれるという施設は魅力的で、志望動機にも書きたくなります。

しかし、実際には社会人として教わりながらもお給料が出る立場になります。なんら採算性を生み出さない人材は、採用側にしては魅力を感じにくいでしょう。教われる体制が整っているということより、自分から学び取る姿勢を見せ、学べる土壌のある施設と感じたという志望動機の方が積極的な人材にうつるでしょう。

自分の条件が優先すぎる

収入をアップさせるための転職であっても、また通勤に便利など自己都合がメインの転職であっても、それを当然のように志望動機に書くのは感心しません。実際、そのようなことが転職の理由であることもあるでしょう。ただ、採用側からしてみれば、それではもっとお給料の良いところがあればそちらに行ってしまうのか、もっと通いやすい施設があればまた転職してしまうのかという印象を受けてしまいます。

やはり、志望動機には看護師として働くことが前提の内容である必要があります。

採用側になって志望動機を考えよう

看護師の志望動機の書き方・例文(高校生/新卒/転職)

やっと書き終わった志望動機を、またよく見直してみましょう。誤字脱字のチェックはもちろん、表現がおかしくないかも確かめます。そして、最後には自己中心的な志望動機になっていないかを、採用する側に立って読み直してみます。自分の要求や条件はそろっているけれど、自分はその施設に何をすることができるかの視点が入っているかどうかです。

採用担当者は何枚もの履歴書を読んでいて、似たような美辞麗句には飽きています。採用側の心情も考えた個性的な志望動機は、きっとその人に会いたいと思わせて面接までの道のりをきづいてくれるでしょう。

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