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2019年03月18日

今更聞けない!「御侍史」の意味・使い方|「御机下」との違い

「御侍史」は医療業界で使われることの多い言葉ですが読み方や意味をご存知でしょうか。「御侍史」は慣習的な印象が強い言葉ですが似たような言葉に「御机下」があります。今回は「御侍史」の意味や使い方、また「御机下」との違いについて解説します。

今更聞けない!「御侍史」の意味・使い方|「御机下」との違い

御侍史は医療業界で使用される言葉

今更聞けない!「御侍史」の意味・使い方|「御机下」との違い

「御侍史」は医療業界で使われる言葉ですが、どのようなシチュエーションで使う言葉なのでしょうか。こちらの記事では「御侍史」の意味や使い方について詳しく解説していきます。

また類似した言葉に「御机下」があります。「御侍史」と「御机下」の違いについてもご紹介していきます。医療業界は、一般的な職業とは異なる文化や言葉があります。「御侍史」や「御机下」も、その一部だといえるでしょう。

医療業界とは?

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医療業界といっても病院や施設などその形態はさまざまです。 高度な医療技術を提供する病院がある一方で高齢者を専門に受け入れる医療施設もあります。

医療業界は医師や看護師だけではなく、医療事務スタッフや製薬会社など多くの人が関わっている業界です。その中でも「御侍史」を使う対象は限られています。「御侍史」や「御机下」は医療業界だからといって全ての人が使用する言葉というわけではありません。

使わないところもある?

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医療業界に携わっていても全ての人が「御侍史」を使わないという声も多く見受けられます。近頃は医療業界でしか通用しない独特の敬語表現は避けた方がいいと考える医師も多いといわれています。

また「御」という漢字を付けるべきかどうかも賛否両論あります。二重敬語に違和感を感じる方がいるように「侍史」には「御」をつけるべきなのかという声も多く見受けられます。

「御侍史」について

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ここからは「御侍史」の読み方や意味や「御」の扱いについて詳しく掘り下げて解説していきます。「御侍史」は医療業界ではない方にとっては馴染みのない言葉でも、医療業界では頻繁に目にする言葉です。その理由は医師に宛てて書かれた手紙に書く際に付ける言葉だからです。

医師に宛てて書かれた手紙とは、多くの場合「紹介状」を意味します。近くの病院で診察が終わった後に紹介状を貰って大きな病院で診てもらうように言われたことがあるという方もいるのではないでしょうか。このような場合、紹介状の宛名に「御侍史」が使われていることが多いです。

御侍史の読み方

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「御侍史」の読み方は「おんじし」もしくは「ごじし」です。初めて漢字を見たときに、すらすら読めるという方はなかなかいないのではないでしょうか。パソコンやスマホで変換されず、読めないという声も多く見受けられます。

これは「脇付(わきづけ)」と呼ばれています。一般的に広く普及してる脇付といえば「御中」ではないでしょうか。脇付といってもひとつひとつ意味が異なりますが「御侍史」にはどのような意味があるのでしょうか。

御侍史の意味

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「御侍史」の「侍史」とは、昔の偉い人の側で秘書のような仕事をしていた人のことを意味しています。「偉い人にたいして直接手紙をお渡しするのは恐れ多い」「侍史の方を通して渡してもらいたい」という背景が言葉の由来だといわれています。

「読んでいただけるかどうかは別にして手紙を送ったことが伝われば幸いです」という意味ですが、実際に手紙が来ていたことだけを伝えて処分しても構わないということではありません。手紙を送る際のマナーとして使われる表現であり、現代でも医療業界では医師を敬う言葉として引き継がれています。

「御」は付けずに使用する場合

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「御侍史」は「御」を付けずに使用するという声も多く見受けられます。その理由は「侍史」は「御」を付けなくても謙譲の意味があるためです。謙譲の意味がある言葉に「御」を付けてしまうのは誤用であるという解釈です。

「侍史」は尊敬の意味がある言葉であるにも関わらず、さらに「御」を付けることは間違いだといわれています。

中には、慣習的に「御」をつけるべきだと感じていても常識を疑われたくないため必ず「侍史」と書いているという方も多いです。しかしご自身では「御」抜きで書いていても届いた手飼いや書類に「御侍史」と書いてあっても特に何とも思わないという意見もあります。

「御」を付けて使用する場合

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「御」を付けて使用する方はどのように考えているのでしょうか。

「御」を付けて書いている方の場合、本来は「御侍史」ではなく「侍史」が正しいと知っているが、そう書いている方がほとんどいないため慣習的に「御」を付けているとう声が多く見受けられます。中には「御侍史」「侍史」という言葉そのものが無意味だという方もいます。

しかし「御侍史」「侍史」と書かれていれば看護師や医療事務スタッフでもが開封できるため業務がスムーズだという声も多く見受けられます。医師宛だと許可を取らずに開封することができないことがあるため対応が遅れてしまうこともあるといいます。

御侍史以外を使用する場合

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「御侍史」や「侍史」は医師になってから使用したことがないという声も多く、以前は使っていたがいつの間にか使わなくなったという声も見受けられます。では「御侍史」に否定的な意見をお持ちの方はどのような敬称を使っているのでしょうか。

多くの場合「○○先生」や「○○様」が使われています。中には「院長先生様」という宛名で送る方もいるそうです。しかし「先生様」という言葉は嫌味に聞こえるという声が多く見受けられます。敬語としても「先生」と「様」は一緒に使えない言葉として広く普及しています。

書き間違いに注意

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「御侍史」や「侍史」のよくある間違いとして注意が必要な点があります。それは御「待」史と書いてしまうという点です。「侍」「待」は時が似ていて紛らわしいため注意が必要です。

「御机下」と「御侍史」の違い

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「御侍史」と似ている言葉としてよく目にする言葉に「御机下」があります。「御机下」と「御侍史」は共通している点があります。それは手紙や書類を医師に宛てて出す場合に使用する表現だということです。

しかし微妙な違いがあります。その違いは漢字と意味を知ることで納得できるのではないでしょうか。ここからは「御机下」と「御侍史」の違いについて解説していきます。

御机下の読み方・意味

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「御机下」は「おんきか」「ごきか」と読みます。こちらも「御侍史」と同じく「直接渡すのは恐れ多い」という意味が込められています。「机下」は「机の下に置いておきます」という意味があります。

どちらも医師が偉い立場だということ表現しています。「御机下」を使用することで手紙や書類が開封される優先順位が低くなるということはありません。マナーとしての表現です。

明確な使い分けのルールはない

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「御侍史」と「御机下」のどちらを使用したほうがいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。実際には明確な線引きはありません。しかし一般的に業者から医師に宛てて届いた手紙や書類には御侍史が使われているケースが多いそうです。

また、同じ医師でも若年層の医師においては慣習的な「御侍史」「御机下」の使用を必要ないと考えているケースもあるそうです。しかし事前に申し出がある場合は別ですが初めて医師に宛てて手紙や書類を送る場合使っは「御侍史」「御机下」を使用した方がいいでしょう。

御侍史は相手がわからなくても使用できる

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「御侍史」と「御机下」は明確な線引きはありませんが、御侍史は相手がわからなくても使用できるという特徴があります。

御侍史は個人宛でも「○○先生 御侍史」のように相手がわからなくても使用できますが、御机下は個人に宛てた場合のみに使用できます。しかし「御侍史」と「御机下」のどちらを使用するかについてこだわりがある医師はほとんどいないでしょう。

「御机下」と「御侍史」の違いを理解して活用しよう!

今更聞けない!「御侍史」の意味・使い方|「御机下」との違い

いかがでしたか。「御侍史」は医療業界独特の慣習的な表現でありながら、医療業界のマナーとして今も使われている言葉です。

また医師に宛てた書類に使用する言葉ではありますが、看護師長などに使う敬称ではありません。使用の際は注意しましょう。

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